支援の考え方
中小企業における業績向上において、IT活用と人材育成が何よりも重要と考えています。
販路拡大やコスト削減、製品開発なども当然重要です。しかしそれらを支援する専門性を持った支援者はすでに多くいますし、そもそもそれらの取り組みは、会社の基本的な土台がしっかりしてこそ意味が出るものだと考えています。
会社の土台となるのは、仕組みと人です。
人に頼りすぎる組織運営では持続性はありません。そこで仕組みや仕掛けが大切になりますが、仕組みは動きが固定化しやすくなります。すると外部環境との乖離が生まれます。仕組みを柔軟に変え、見つめ直すには、人の柔軟性や創造性が欠かせません。それゆえに、人が大切になります。
仕組みとしてのIT活用と、人材育成——この二つに焦点を当てた活動をしています。
ITツールの導入・活用支援
複数案件の進捗管理、アクションの抜け漏れ、数字から次の一手が見えない——管理の現場でよく起きることです。ExcelやPowerPointで対応しようとしても、更新が途切れ、いつの間にか使われなくなる。
市販のパッケージソフトは機能が多すぎて使いこなせない。かといって何もないと管理が属人化する。必要なのは、最低限の機能で現場が実際に動くツールです。
ここで紹介するツールは、パッケージとして販売するものではありません。支援の現場で一緒に使いながら、自社・自分の現場に合った形に育てていくものです。機能は絞り込んであります。多機能である必要はなく、使い続けられることの方が重要だという考え方からです。
導入して終わりではなく、使いながら改善し、仕組みとして定着させることを前提にしています。支援者が現場で使うことを想定して開発していますが、クライアント企業の経営者・管理職が自社の管理ツールとして活用できるものでもあります。
見積・値付けツール
「この価格で本当に利益が出るのか」——根拠のない値付けは、じわじわと経営を蝕みます。コスト構造と利益目標から見積価格を算出し、値引き交渉時の根拠としても活用できます。
- コスト積み上げによる見積価格の算出
- 顧客による予算額を踏まえた見積価格の算出
- 顧客価値創出による見積価格の算出
- 3パターンの値付け導出と利益率の比較
- 見積書の標準フォーマットでの出力
案件管理ツール
案件ごとの進捗・課題・次アクションを一元管理し、何に集中すべきかを常に見える状態にします。クライアント企業では、複数プロジェクトや営業案件の管理ツールとしても活用できます。
- 案件ごとのステータス・優先度管理
- 次アクションと期限の可視化
- 案件横断での状況把握
実績管理ツール
案件ごとの支援内容・成果・振り返りを記録・集計することで、支援の質の向上と次案件への活用につなげます。クライアント企業では、営業活動実績や改善施策の成果記録ツールとして活用できます。
- 案件別支援実績の記録
- 成果・課題の蓄積と振り返り
- 活動サマリーの自動集計
アクションプラン管理ツール
「誰が・何を・いつまでに」が曖昧なまま進む改善活動は、必ず途中で失速します。アクションプランを支援者とクライアントが共に管理し、進捗と状況変化をリアルタイムで把握します。
- アクションの担当・期限・進捗管理
- 状況変化の記録と履歴
- 関係者間での共有・連携
人材育成
仕組みを変え、動かす主体は人です。人材育成への投資は、業績改善の土台をつくる活動です。
事業・会計に関する研修
経営数字の読み方、財務の基礎、値付けの考え方——現場の管理職や担当者が「数字で考える」ための実践的な研修を実施します。知識のインプットだけでなく、現場での行動変容につながるプログラムを提供します。
業績改善活動をつうじた実践型人材育成
研修室の中だけで育つ人材には限界があります。実際の業績改善活動に伴走しながら、現場で考え、動き、成果を出す経験を積む——これが最も実践的な人材育成です。支援の現場を学びの場として活用し、次世代の経営人材を育てることを支援します。
主な研修コンテンツ(例)
経営数字を読んで動く
試算表・現預金・値付け——数字を「見る」から「判断に使う」へ。
業績改善の思考と行動
問題の本質を見つけ、アクションに落とし、組織を動かす。
経営に役立つ思考法
ゼロベース・ファクトベース・仮説思考など実践的な思考の型。
強み・値付けの再定義
顧客視点で強みを捉え直し、値付けを動かせる変数にする。
管理部門の戦略化
経理を「処理担当」から「経営の羅針盤」へ。
信念と主体性の経営
思考し、信じ、動く——他責にしない経営姿勢を養う。
ツールの詳細・導入・研修についてのお問い合わせは連絡先フォームからどうぞ。