


ベクトルを整えていますか?(方向性×力)

リスケとなったら…

業績を改善する。そのための具体策はいくつもあるが、その具体策はあくまで他社事例であり、御社のためになるかは別である。
そして、世の中に出回っている事例よりも、より良い方策があるかもしれない。
一旦ここで、業績というものを考えたいのですが、
業績は結果ですよね。結果ということは何らかの行動があっての結果であるということ
では、行動とは何か? つまり日々の経営活動になります。
経営活動の理解を深め、その活動をより良く・より早く・より効率的にできると、結果としての業績は改善されるかもしれない
では、経営活動とは何か?
考え方次第ですが、営業、生産、…とありますが、
ここでは更に抽象化して、
経営活動を以下のように整理してみました
敢えて、こんな文面に落とし込んでみると、具体の改善策とはことなり、本質的な改善の矛先がみえ、そのための具体策はより広がりをもって検討できるのではないかと思うのですが、まだイメージしにくいですよね
具体化を進めていきましょう。先ほどの文面を一部ハイライトしてみました
これを経営活動として理解すると、この経営活動の要素を改善していくと、結果としての”業績”も改善していくという考え方です
ハイライトした部分から「問い」を抽出してみます
但し、この時、御社の状況に照らして「問い」を設定していただきたいのです。それが御社ならではの問いになります
まだまだ抽象的ですが、根源的でもあるので、多面的に問を立てて頂ければと思うのですが、
「業務遂行」という表現は、「営業」や「生産」などの具体的な業務名に置き換えていってもいいと思います
上記は全然もれなく・ダブりなくで抽出された問いではないのですが、
あくまで参考としてであり、本質的には、「経営活動」という一般的な表現を一段具体化し、それに対して改善への問いを立てて、経営活動に潜む、問題を見つけ出し、その問題に対して、具体策を考えていくことを紹介させて頂きました
書籍をみて、事例をみて、問題解決の具体策から考えていくことも否定しませんが、
問題解決の原則は、問題の発見・認知・定義が初動で最重要であり、問題の捉え方1つで、その後の対応策も変わってきます。具体的な問題が見えればどう解決するかは社内で議論すれば大概見つかるものです。