
2024年9月24日
私の事業再生の原点は祭です。
祭って不思議なもので、全員参加で楽しい取り組みであります。
しかし、そこには大義があります。
単に楽しめればいいやというものではなく、本質的に本来の目的を果たすという核があります
ですので、全力で楽しむが、取り組み方は本気です。
その大義と本気が、参加者の心を揺さぶり、共有された世界観がうまれます
その時の一体感はなんとも言えない興奮、高揚感があり、これこそが活性化なのではないかと感じるのです
また、 同じ読み方の『政』は物事を道筋たてて整える・導くと辞書にはありますが、同時にこれも必要だと感じます。
やはり、祭にも楽しみ方の流儀と言いますか、お作法があるように、事業再生にも適切な進め方や会社固有の状況を踏まえたやり方はあります。
ですので、好き勝手やっていいんではなく、物事の道筋を立てて、整え、組織全体をリードしていくことは必須だと思います。
その意味で「政」も必要である
しかし、「政」が強調されすぎると人は嫌がる。
「祭」の良いところは自らの参加意欲が高まること。
難しいが、だからこそ事業再生とは 政であり祭でなく、祭であり政ではない取り組み方が大切と考えています