目次
「現場、現物、現実」がいわゆる三現主義と呼ばれるもので、理想や机上ではなく、現場、現物、現実をみれば一目瞭然だし、百聞は一見に如かずという意味と理解しています。
これが標語のように語られるものの、実際には実践できていないケースを多く見ます。
例えば、以下のようなことありませんか?大概ある気がしてます
三現主義とはよく言ったものだなと感心するのですが、これを実践できるとそれだけで業績改善につながります
なぜなら、正しい状況を把握することができるからです。
多くの中小企業は、間違った状況判断(認識)で、間違った理解をし、間違った行動を展開してしまっています
業績改善の王道は、正しい認識ー正しい理解ー正しい方向性ー正しい行動ー確実な行動だと思います
この初動である「正しい認識」には、三現主義は非常に有効だからです
合わせて、そういう細部に拘り抜く姿勢がDNAというか組織文化になっていると、何事にもしっかりと取り組む企業になります
一事が万事、適当にやっている会社、考え抜かない会社は、どこまでいっても、それ以上に成長がないのは当然のこととと考えます
これを経営者や企画者は、大事だからやりなさい!というだけでは全く浸透しないです
実践すべきは、経営者であり、企画者も同様です
企画者とは、中小企業では少ないかもしれませんが、経営企画部門、管理部門などで、要は経営の参謀となるような役割を担う方をイメージしていますが、
多くは、情報を集めて(集まるのを待って)、数字を集めて・加工して、それで判断しているケースが多く、これが問題と考えています
なぜならば…
簡単です。行けばいいだけです
行けば大概何か見つかりますし、何かを感じるはずです
経営者には肌で感じるアンテナのようなものがあるはずです。それは見に行ったり、経験すれば敏感に反応するものです
行けばいい。道は拓かれる
くどいですが、経営者や企画者の現場・現物・現実に拘る姿勢は、徐々に組織に伝播します
ただ、三現主義が大切だ!とか、言っているだけではダメ。
経営者や企画者が実践するしかないです。
目の前で実践していると、それが基準となり、みんながそれに合わせてきます
すると、自然と組織文化となり、会社のDNAになります
そういう会社は強いです。
「一過性の特別なこと」ではなく、「継続性の普通のこと」になるのですから