コラム 金利ある世界の中小企業経営

金利が上がります。

今後、借り換え時などで金利上昇の話が出るかと思います。

いきなり大きく上がることはないですが、徐々にあがるかもしれません。

特に、業績が芳しくないとさらに上がるかもしれません。

金利が仮に1.6%から1.7%、1.8%も徐々にあがると、

その金利で借入れた資金は、当然1.8%を超えるリターンを得られる物に投資しないと、金利負担を賄えません

当たり前の話ですが、

今まで金利の無い世界では、意識が低くてもよかったものが、

今後はそうは行かなくなるということです

コモディティな商品、サービスは、粗利は低くなります。

利益率が1.8%や2%を超えないと、利払さえできないということですから、

投資に対する感度を改めて高くする必要がでます。

ドンブリではダメとなる。

金利のある世界に向けて、我々はもう一段、経営管理の能力と感度を上げていく必要に迫られるということと考えます