『書く』ということ

色々なテクニック論や、思考論などありますが、基本的に中小企業において足りないこととして、基本的な話を綴ってみたいと思います

一つ目として、『書く』ということです

当たり前にやっているという話かもしれませんが、設計書や指示書、帳票類などの日々の業務で必要な書類を書くのは、当たり前にされていると思います。

ただ、日々の日常ではない、何らかの新たな取り組みだったり、改善活動についてだったり、

もっと言えば、経営的な事柄について、書いていますでしょうか?

企業理念であったり、当面のビジョンであったり、事業の方向性であったりなどです

極めて抽象度の高いものですから、書く、のは非常に難しいですし、

頭の中でイメージできても、言語化して、文章化するのはまたもう一段難しく、ついつい書くのをやめてしまいがちです

しかし、この書くというのは、抽象度の高いものを具体的にする上で非常に大切なプロセスですし、

具体的かつ文章化されてないと、組織に広がりにくく、ずっと頭の中にあるだけになります

書く、ということは本当に産みの苦しみのような感覚もあるかと思いますが、

かっこいい文章じゃなくてもいいのです、想いを込めて、ありのままを言葉に紡いでいければ、それは伝わる文章となります

もし仮に伝わらないところがあれば、さらに具体化してよりより内容に変えていけばいいと思います

大切なのは、まず、『書く』ということが始まりなのだと思うのです